より良い入れ歯を作るためには、良い噛み合わせが重要!
先日、IPSG(包括的医療研究会)のVIP会員の先生方が集い、発表会が行われました。
私は、噛み合わせの診査診断の重要性についてお話させていただきました。
IPSGの考える、最善の入れ歯と噛み合わせの関係
私たちのスタディーグループ(IPSG)では、最善の入れ歯のを作ることはもとより、どのように崩壊した噛み合わせを最善の方法で再構築するか、常に包括的に考えております!
何だか難しそう。。。
確かに、壊れた噛み合わせを治すのは大変です。
しかし、原因がはっきり分かり、どこをゴールにして噛み合わせを作り、それがどのような設計の入れ歯なのかをしっかりと最初に決めておけば、あとはそこに向かって治療を進めて行けばよいのです。
皆様は、歯の治療をする際に、噛み合わせの診査をされたことがありますか?
入れ歯治療前に行う、噛み合わせの診査
入れ歯の治療を行う際に、必ず使用するのが、上図にある「フェイスボー」、「咬合器」の2つです。現状のお口の中を、詳しく精密な模型を使い診査することで、驚くほどたくさんの情報が得られます。
また、その情報をもとに最善の治療方法を提案させていただくことが可能となります。まさに咬合診査は最善の歯科治療のカギなのです。
今回のVIP会員の先生の発表は、どれも素晴らしかったです!
日常臨床のレベルの高さが伺える発表ばかりでした。
良い入れ歯はもとより、最善の治療を提供するために、本日も有意義な時間を過ごすことができました。
IPSGの稲葉先生、ありがとうございました。
⇒噛み合わせを考える、福永歯科医院の入れ歯についてはこちらをご覧ください。
埼玉県さいたま市 福永歯科医院 福永
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