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かみ合わせ予防は乳歯から。乳歯の虫歯予防について

みなさん、こんにちは!歯科衛生士の佐藤です。

新型コロナウイルスによる感染が全国に広まり、不安な日々を過ごされている方が多いのではないでしょうか?

冬が近づくにつれてまた感染が拡大しており、より一層の予防が大切に思われます。

さてそんな中、最近の診療で子供たちを中心に虫歯になってしまう子が増えてきているように感じます。

今までその兆しがなかったお子さんも、自粛生活で外に出なくなり、家の中で過ごすことが増え、食べる頻度が多くなり虫歯になってしまった!ということが原因のようです。

では、なぜ乳歯はすぐ虫歯になってしまうのか?

今回は乳歯の虫歯についてお話させていただきます。

永久歯と乳歯の構造の違い

普段見えている白い部分はエナメル質と呼ばれ、その体積の86%がカルシウム成分と硬い組織となっています。

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しかし乳歯のエナメル質の成分は永久歯に比べ、厚さも半分ほどで軟らかく、虫歯になるスピードもその分速いのです。

ご家庭でお子さんの仕上げ磨きをする際に、そのためこの間まで虫歯がなかったのに、急に黒くなってしまった!ということもよくあります。

乳歯の虫歯が及ぼす影響

乳歯はまた生え変わるから、、、と乳歯の虫歯を放置しておくと、次に生えてくる永久歯にも影響を及ぼします。

大切な大人の歯並びや咬み合わせにも影響されてしまいます。

乳歯が生えている時期は、噛む→食塊の形成→飲み込むという動作の練習をしています。

その大切な時期に歯が喪失してしまうとうまく噛むことができず偏食を招いたり、飲み込む時に正しい舌の動きを覚えず舌癖がついてしまうことがあります。

それによって顎の成長がうまくいかず歯並びが悪くなり、その影響で顔貌が歪んでしまうこともあります。

乳歯の虫歯は、単に歯を失うだけでなく、その後の永久歯列にまで影響を及ぼします。
ですから、乳歯の時から虫歯を予防し、将来の為の健康なお口をつくっていきましょう!

乳歯の虫歯予防

虫歯にしないためには、お口の細菌のバランスを崩さないことが大切です、

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・毎日の歯磨き
・歯医者さんでのクリーニング
・間食の頻度、質を見直す
・フッ素ジェルを取り入れる
・乳酸菌タブレット、キシリトールの摂取

むし歯や歯周病などの悪玉菌を減らす、または乳酸菌やキシリトールなどで善玉菌を増やすと細菌のバランスを整えやすいです。

上記に挙げたことをひとつでも取り入れるだけで、虫歯予防の効果は高まります。

特にお子さまはお菓子の摂取機会が多いです。

チューイングキャンディなどの粘着性があり甘い系のお菓子は虫歯になるスピードが速いので注意しましょう。

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新型コロナウイルスへの感染対策と合わせて、虫歯予防もお家で簡単に取り入れることができます。
ウイルスや細菌に負けない生活習慣を日頃から身につけていきましょう。

埼玉県さいたま市 福永歯科医院

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