総入れ歯Dentures

外れない、フィットしてよく噛める総入れ歯を作るために、一番大切なことをご存知でしょうか?

総入れ歯は、失ってしまった歯を適正な位置によみがえらせるために、舌やお口の周りの筋肉の状態も考慮して、再現していく必要があります。

入れ歯装着前後

歯の一部、数本を失った部分入れ歯の場合、残っている歯の情報から、抜けた歯を並べていくことができますが、総入れ歯の場合、再現していく歯並びを、患者様の歯のない(ベースとする歯がない)お口の中から、読み取る必要があるのです。

そのため、お口の情報をより多く写し取り、正確に再現した歯型を作ることが、最も大切になります。

それを実現するため、福永歯科医院の総入れ歯は、『上下顎同時印象法』という製作方法とそれに合った素材を採用し、総入れ歯を製作します。

福永歯科医院の総入れ歯と、保険の総入れ歯の違いについてご紹介します。

上下顎同時印象法の総入れ歯と、保険の総入れ歯の違い

上下顎同時印象法の総入れ歯と、保険の総入れ歯と大きく異なるのは、以下の3点です。

上下顎同時印象の総入れ歯の特徴

型取りの手法と歯の配列
  • 軟組織と調和した入れ歯になる=外れにくい
  • 上下の噛み合わせが正確に再現される
使っている歯のクオリティー(素材、口にあった形)
  • 噛み合わせが精密に再現できる
  • 入れ歯に汚れが入りにくい
技術力の高い歯科技工士との連携

型取りの手法と歯の配列

A.型取りの方法

福永歯科医院の総入れ歯は「上下顎同時印象法」により、噛んだ状態で上顎と下顎の型を取っていくのと同時に、頬や舌の型も全て一緒に取っていきます。

総入れ歯でお困りだった方、こんな型の取り方をしたことがありますか?

上下顎同時印象の総義歯
上下顎同時印象の総入れ歯の場合
  • 口を閉じた状態で上下の顎を同時に型取りをするため、上顎と下顎を噛んだ圧力で、土手に力が入った時の型を正確に取ることができます。
  • 頬の筋肉や舌のサポートにより、上下の入れ歯共にしっかりと安定した吸着力を得ることができます。
保険の総入れ歯の場合
  • 型を上下片方ずつ取る場合は、人が手で押しているため、実際に噛んでいる時とは全く違う圧力がかかってしまいます。

型取りの段階で取得している情報が間違った情報であることがほとんどなのです。


B.歯の配列(位置の決定)

上下顎同時印象法で、筋肉も型を取っており、筋肉の位置も石膏コアと言われるもので再現します。

上下顎同時印象の総入れ歯の場合
  • 頬の筋肉や舌の形、噛んだ時のかみ合わせが、正確に再現されるため、正確な位置に歯を並べることができます。
保険の総入れ歯の場合

上下の顎を別々に型取りすると、噛み合わせが正確な位置で取れにくく、筋肉や舌の位置が再現できず、あいまいな情報をもとに、手探りで歯を並べることになります。

歯のまわりの筋肉や舌の位置が再現できないと、歯を並べられる場所が、大きくなったり、小さくなったりして、歯の位置を確定することができません。

そのため、保険の入れ歯では、費用が安い分、歯を並べる際の正確さに欠けるため、入れ歯が落ちる、噛めない、痛い、物が詰まる、空気が入る、などの現象が起こります。

保険の総入れ歯を作ったが、調整していても一向によくならない。
何年もやっていて治らないから諦めてしまう。
やり方を変えてないから何件行っても一緒のことになってしまう。

それが保険の入れ歯なのです。

本来、上下顎同時印象で分析をしない限り、総入れ歯はできないはずであると考えております。

上下別々に型を取った総入れ歯・上下同時に型を取った総入れ歯

使っている素材

あまりご存知ないかと思うのですが、保険の入れ歯と自費の入れ歯では、使う人工歯(入れ歯に使用する歯)のクオリティーも全く違います。

極端な話をすると、保険の人工歯は、歯を100個作ったら100個使うということもありますが、福永歯科の使用している人工歯は、100個作られても半分は捨ててしまうような、厳しい検査を通過したものだけを使用しております。

歯の形も正確に、よく考えて作ってあり、歯1本あたりの単価も全く違います。

上下顎同時印象法で精密な型取りをしても、いいかげんな形の歯を使ってしまっては、検査の意味がなくなってしまいます。

そのため、福永歯科医院では、スイスのIvoclar Vivadent社の最高級の人工歯を使用しております。
患者様の噛み合わせの様式に合わせて、歯を並べる法則に則り、さまざまなパターンがある人工歯から、患者様に合った人工歯を選定、使用致します。

総入れ歯がうまく合わずお悩みの方は、噛み合わせを正確に再現することができる「上下顎同時印象法」による総入れ歯を、ご検討頂いてはいかがでしょうか?

総入れ歯のお悩みは、福永歯科医院までお気軽にご相談いただけたらと思います。

総入れ歯製作の流れ

Step.1    個人トレーの作成(オーダーメイド)

まずは既成のトレーで大枠の型を作り、上下顎同時印象法用のトレーを作ります。

個人トレーの作成

Step.2    個人トレーの試適、上下顎同時印象

上下顎同時印象法により、精密な型取りを行います。

個人トレーの作成

Step.3    配列試適

型取りの時に、唇などの情報も得て製作をしておりますので、調整は少なく済みます。

配列試適

Step.4    完成

完成後、調整を行います。

完成

患者様の声

福永歯科医院で上下顎同時印象法により総入れ歯を作りたい、と希望される患者様の多くが、今まで多くの総入れ歯を作られた経験のある方です。

その患者様がたが共通しておっしゃるのが、

「何度作りなおしても治らない」
「歯医者を変えても、同じ方法で治そうとしていて治る気配がない」「作り直しているうちに、さらにお口の状況が悪くなってしまった」


というお言葉です。

それもそのはず、上記で説明したように、保険の総入れ歯では、そもそも完全な歯を再現するための情報を取得できていないまま、入れ歯を作っているのです。

その点、福永歯科医院の入れ歯は、お口の情報を正確に再現した上で、入れ歯を制作します。

そのため、快適に使えて、作り直しの必要がない、あなただけのオーダーメイド入れ歯を作ることが可能になるのです

総入れ歯のお悩みは、福永歯科医院までお気軽にご相談いただけたらと思います。

総入れ歯の料金

お口や歯に関するお悩みをお持ちの方は、まずお気軽にご相談いただければと思います。
当院の入れ歯相談について、こちらのページで詳細を紹介しておりますのでご覧ください。

入れ歯相談

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