日本顎咬合学会の学術大会にて発表をしました
歯科衛生士の佐藤さんと、東京国際フォーラムで日本顎咬合学会に参加しました。
今年は、私もテレスコープ義歯について演者として発表する機会をいただきました!
日本顎咬合学会は、その名の通り噛み合わせをテーマに、全国から多くの歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、栄養管理士、理学療法士、それ以外にも歯科に関わる多くの人が集い、年に一度開催されるとても盛大な学会です。
最新の歯科材料の展示もたくさん見かけました。
今回の学会で感じたことの一つに、今まで歯を失った部分への治療方法は、インプラント一辺倒でしたが、義歯がやはり見直されてきている印象を受けました。
演題も、可撤性の義歯や総義歯、いわゆる入れ歯に関係するものを、多く見かけました。
中でも私が所属しているIPSG包括歯科医療研究会の先生方の発表に多くの注目が集まり、また、多くの賞を受賞をできたのはうれしく思い、義歯の需要が見つめ直されている印象を受けました。
私は、口述発表でリーゲルテレスコープ義歯を紹介させていただきました。
一人でも多くの方に、正統派テレスコープ義歯を紹介できればという思いで、発表に臨みました。
座長の先生も、テレスコープ義歯の治療経験はなく、多くの質問をいただきました。
日本では、「テレスコープ義歯と言うと、コーヌステレスコープ義歯しか知らない。。。」
なんておっしゃる先生が多い中、リーゲルテレスコープ義歯を紹介できたことをとてもうれしく思いましたし、テレスコープ義歯は可撤性義歯の中でもとても優れた結果をもたらす補綴手段だということを紹介でました。
歯科先進国ドイツに一人で渡り、この素晴らしい技術を一次情報を元に習得し、さらにはドイツの学生に教鞭までとり、日本で私たち後輩に正統派テレスコープ義歯を教授して下さる稲葉先生に敬意をはらい感謝します!
当院の歯科衛生士の佐藤さんもからも、「とても良い情報がたくさんありました!」と報告を受けております。!(^^)!
お互いに情報交換し、明日からの臨床のさらなる向上を目指して、みなさまに還元できればと思います。
今年もとても充実した学会となりました。また来年に向け、日々治療技術を研鑽できればと思います。
埼玉県さいたま市 福永歯科医院 福永
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