IPSG包括歯科医療研究会の学術大会に参加しました
今年もいよいよあとわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて私の所属するスタディーグループIPSG(包括歯科医療研究会)で学術大会が開催されました。当日は、全国から約70名の歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科に携わる方々が集いました。
今年のテーマは「THE CHALLENGE~歯科の最高峰~」で、そのテーマに沿って、先生方が発表されました。
福永歯科医院 口腔外科担当 福永秀一先生の講演
当院、口腔外科担当の福永先生も演者として顎関節症の症例報告、統計を発表されました。
スーパー歯科衛生士 安生朝子先生の講演
また、全国でもトップクラス、私も学生時代に御教授いただいたスーパー歯科衛生士 安生朝子先生もお招きし、まさに歯科を、命を支える全身の一部ととらえる私たちにふさわしい、素晴らしい講演の数々でした。
三浦雄一郎さんの特別講演
特別講演として、昨年世界最高齢80歳で三度目のエベレスト登頂記録を更新された、三浦雄一郎さんをお迎えし「超高齢社会におけるチャレンジと夢」健康管理における嚥下の重要性を考察しました。
三浦雄一郎さんのお話で印象的だったのは、
「出来ないと決めつけない。出来ることから行動してみる!」
ということ。登頂間際まで、骨折、狭心症と戦い誰もが不可能と思っていた登頂達成!
そこには、医学の知識、経験だけでは説明のつかない精神的に達成するぞ!と夢に向かうための姿勢が感じられました。
家族の誰もが、登頂をあきらめてくれるだろうと思っている中で、三浦さんだけが信念を貫き夢を実現させたVTRは、涙がこぼれました。。。
そういえば、去年の学術大会も涙してた。。。(そうなってしまうくらい、毎年、この会の演者のパワー、すごいんです笑)
稲葉繁先生・飯塚能成先生による嚥下についての講演
三浦先生の講演前、稲葉繁先生の嚥下のお話がありました。話は、プロスキーヤーとしても有名であった三浦さんのお父様にまで及び、みんなで口腔周囲筋トレーニングをしました。
三浦雄一郎さんがラビリントレーナーされてます!
歯科の最高峰であるには、相当の知識を蓄えるための勉強、技術を得るためのトレーニングが必要です。しかし、それを突き動かすすべての源は情熱!熱意!やりたい!治してあげたい!という気持ちではないでしょうか?
講演後のIPSG”望”年会
一生懸命勉強した後は、お楽しみの望年会。(IPSGでは”忘”年会ではなく、”望”年会といいます。)
今年も、盛り上がりました!
稲葉先生、稲葉組の由緒ある半被をまとい登場。
サックス奏者のケニーさんの演奏かっこよかったです。
そうこうしているうちに、会場はだんだん怪しい雰囲気に。。。
ビンゴ大会はじまりました。福永先生おめでとう!アナ雪のすごろくが当たりました。
皆さんダンスで異常な盛り上がり!
さらに、歯科医師でありながら、社交ダンス日本グランドシニア優勝のタイトルをお持ちの、田嶋先生ご夫妻の華麗なるダンスも拝見することが出来ました。すごく素敵でした。
来年に向けての希望が湧いてくる望年会となりました。
埼玉県さいたま市 福永歯科医院
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