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エアフローでワンランク上のクリーニングを!

皆様こんにちは!歯科衛生士の岡田です。 今年もよろしくお願いいたします。

さて、本日は以前のブログでも何回か登場しているエアフローについてです!

今エアフローでクリーニングをされている方やこれからやってみたい方になぜエアフローが良いのか?どんなことに気をつけてエアフローのクリーニングをしているか?などについてお話ししていきます。

エアフローの今と昔

エアフローは、粒子の細かいパウダーを使うジェットクリーニングです。 ジェットクリーニングを以前体験されたことのある方は、「あのしょっぱくてピリピリ痛いやつ?」と思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。 以前はジェットクリーニングといえば歯肉に当たるとピリピリ痛いクリーニングでした。

しかし、現在エアフローに使用されているパウダーの主成分はエリスリトールという、糖アルコールの一種でキシリトールの仲間です。 直径14μmの粒子のとても細かいパウダーを噴射しているため、痛みはほぼなくほんのり甘い味がします。 また、ジェットクリーニングと言えば「着色除去」を思い浮かべる方が多いかと思います。

エアフローは着色の除去はもちろんですが、「バイオフィルムの除去」に適しています。バイオフィルムについては以前のブログをご参照ください。

お口の中の菌の塊「バイオフィルム」について

エアフローのメリット

エアフローでクリーニングするメリットをいくつかご紹介します。

①除去率の高いクリーニング

 粒子の細かいパウダーを使用しているため、細かいところまでパウダーが届き 清掃できます。  奥歯の咬む面の溝の中や、被せ物と歯の隙間などの細かいところまで 清掃できるため、従来のクリーニングよりバイオフィルムの除去率の高いクリーニングを行えます。

②歯に傷をつけない

 歯に直接触れる機械を、長い時間高速で歯に当て続けると、歯の表面に細かい傷をつけてしまうことがあります。バイオフィルムはザラザラしたところに付着しやすいので、より着きやすくなってしまいます。  エアフローは、歯に直接触れないので歯を傷つけることなくバイオフィルムのみを除去します。

③温水で行える

 エアフローで使用するお水は、約40℃に温められていますので、知覚過敏の方でも安心してクリーニングを行えます。

④インプラントや矯正中の方

 インプラントのクリーニングを行う際には、インプラント体に傷をつけないように限られた機械しか使用することができません。  エアフローは直接インプラント体に触れないため、インプラントに傷をつけず周囲のバイオフィルムを除去することができます。  また、矯正中は器具がお口の中にたくさん付くためご自身での清掃がとても難しくなります。  エアフローのパウダーはブラケットなどの細かい部分まで届いて清掃することができます。

エアフローのポイント

エアフローでクリーニングする際のポイントについてお話しします。

①GBTに沿ったクリーニング

 エアフローを使用する上でクリーニングをする順番が決まっています。  その順番を正しく守ることで、より早く、バイオフィルムの取り残しがないクリーニングを行うことができます。  詳しくはこちらをご参照ください。 

https://fukunaga-dental.com/preventive_dentistry/

②バイオフィルムの染色

 エアフローをする前に染め出しをすることで、バイオフィルムの付着位置や量が正確に分かるため、より短時間で取り残しなくクリーニングをすることができます。

③SDA認定歯科衛生士

 エアフローを使用するための知識や技術を学んだ認定歯科衛生士がクリーニングを行うことでより安心・安全にクリーニングを行うことができます。

まとめ

エアフローは、より短時間で除去率の高いクリーニングを行うことができます。

歯周ポケットが深く歯肉の腫れや出血の多い方や、着色が気になる方、以前のクリーニングで痛みや知覚過敏があった方、短期間でのクリーニングが必要な方などには特におすすめです。

ワンランク上のクリーニングでご自分の歯を良い状態で長く維持しましょう!

埼玉県さいたま市 福永歯科医院
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